以下の不都合が生じると思われます。
１. 病気を誘発します：
歯が磨きにくいので、虫歯や歯周病になりやすい環境です。歯が磨きにくいと言うことは、虫歯や歯周病の治療もしにくくなっていきます。そして顎関節症の要因にもなります。
２. 発音や咀嚼を障害します：
歯がきちんと噛み合っていなければ、発音は当然しにくく、そのうえ良く噛むこともできません。ですからあまり噛まずにのみこんでしまいます。そうすると胃など消化器官にも影響がでてしまい、全身にも影響が及ぶことがあります。
３. 正しい成長の障害をします：
歯が少しでもずれていることにより、顎をずらして噛んでしまうことがあります。そうするとそのずれが筋肉や骨格に影響をおよぼし、本来その人が持っている正常な成長を障害します。
長期間にわたりその状態が続きますと、お顔が曲るなど骨の変形を生じることがあります。
４. 心理的な影響：
人前で歯並びが気になったり、写真を撮る時におもいっきり笑えないなど、歯並びが悪いことは決して社会生活においてプラスになることはありません。国際化が進む状況の中では、特にマイナス要因となるでしょう。歯並びがコンプレックスになることは精神的にも健全とはいえないのです。握手をする前に必要なものが、美しい歯並びと笑顔なのです。 |
